皆様,新年明けましておめでとうございます。
当事務所は,今年も皆様にとって最善の法的サービスを提供できるように努めて参りますので,よろしくお願い致します。
最近,巷に流れる情報をどのように受け止めたらよいのかについて考えさせられることが多くなりました。
私自身,最近は,地上波のTVをほとんど見ることはなく,インターネット(特にYouTube)からニュース等の情報を得ることが多い状況です。
インターネットから情報を得ていると,若い人が保守的(従来の意味で)になる理由がよく分かります。
確かに,地上波TVからの情報は偏っており,インターネットは情報の流れにおいても新しい時代を作りつつあることは間違いないと思います。
このことに関連したお話しをしますと,私は,昨年から,ある人の紹介で作家・出版社グループの会合に出るようになったのですが,その会合の出席者の1人である一田和樹氏が書かれた「フェイクニュース」(角川新書)という本が大変興味深かったです。
一田氏は,元経営コンサルタント会社社長,IT企業の常務取締役等を歴任し,現在は,カナダのバンクーバーに居住しながら,様々な分野の本を執筆されている方です。
私には本の内容を上手く説明するほどの能力はないので,本の帯に書かれている言葉を紹介しますと,「ネット世論操作は既に産業化している。」「ハイブリッド戦を理解せずにフェイクニュースを語ることはできない。」「・・・第3章 世界48か国ネット世論操作が進行中」等が書かれております。
そして,私達日本人のほとんどが知らないと思われる「ミトロヒン文書」「中国の五毛党」等のことも書かれており,大変興味深く読みました。
興味のある方は,一度読んでみてください。